2021年5月8日。
小学校2年生の息子がギターレッスンに通い始めました。
エレキギターです。
ここでは、小学校2年生がギターレッスンを受けることでどのように成長して弾けるようになっていくのか。
はたまた途中で挫折してしまうのか。
経過記録として残していくとともにギターレッスンに通わせるか悩んでいるお父さんお母さんに少しでも私と子どもの体験を参考にしていただければ幸いです。
レッスンに向かう前の子どもの様子
「今日はギターの日だよ」と伝えると認識はしていたようで「知っているよ」と普通に答えてきました。
ギターを購入してから2週間程度経過していましたが、毎日触れることはなく声をかけると見様見真似で引いていました。
「せっかく買ったからもっとやれば?」
「自分からやるって言ったでしょ?」
「そんなんじゃ弾けるようにならないよ?」
などと言った声かけはしないようにしていました。
親としてはせっかく買ったギターをあまりにも触られないと不安になりますが、追い詰めるような強制感を出すような声かけはかえって逆効果です。
私はほとんど弾けないので教えてやることができません。
それでもと思い、ネットを見ながら「ドレミファソラシド」だけは教えていました。
あとは学生時代に1曲だけ楽譜は見ずに友達にただただ教えてもらった曲を引いている姿を見せていたくらいでした。
私が弾いている姿はなんとなく見てくれていたので、まあいいかなと感じていました。
家を出る時間になったときに、
「優しい先生だったらいいな」
とボソッと言いました。
そうですよね。
初対面の大人とマンツーマンでレッスンなんて初めてのことだし、不安しかないはずです。
私の子どもは若干臆病で前に出ていくタイプではありません。
それでも、「やっぱり行きたくない」と言わなかった子どもを褒めてやりたいです。
先生と対面したときもきちんと挨拶ができていました。
先生も優しそうな感じで少しホッとできました。
今日のレッスン内容
初めてのレッスンだったこともあり、30〜40分程度でした。
内容は、「しっかり音を出す」ということを目的に行われました。
具体的には、
① 1弦の5フレットを人差し指で押さえて弾く
② ①を押さえたまま、1弦の6フレットを中指で押さえて弾く
③ ①②を押さえたまま、1弦の7フレットを薬指で押さえて弾く
④ ①②③を押さえたまま、1弦の8フレットを小指で押さえて弾く
なんて、にわかの知識で専門用語を並べてみましたが、要はこんな状態のことです。(たぶん間違ってはいないはず)
これは私が押さえていますが、ギリギリ感がハンパないです。
(立て掛けてある状態でやっているからという言い訳にしておきます笑)
レッスン終了後に先生から、
「人差し指と中指は抑えることができていたが、小指に力が入りにくくてしっかり音が出せていなかった」と総括がありました。
「もちろん、小学2年生でまだまだ指が小さくて届きにくくて力も弱いから仕方ない」とセンス云々ではなく体格が原因と補足もありました。
私が学生時代に少し弾いたときでさえ、慣れないこともあって小指で正しく押さえることは相当苦労したのでそこは理解できました。
子どもの反応
自分から「楽しかった」とは言いませんでした。
私から「どうだった?」「楽しかった?」と聞くと「楽しかった」とは言ってくれました。
先生は優しかったようでした。
車で15分くらいかかるため帰りの車の中でギターレッスンの話が自発的にできるかなと思っていましたが、出てきませんでした。
もしかして嫌いになった?
もう行きたくなくなった?
言いたいけど言えない?
そんなことを考えながらあえて話は振らずに家まで帰りました。
家で待っていた弟たちが「お兄ちゃんギターどうだった?」といの一番に聞いてきても「聞こえてないの?」というくらい反応していませんでした。
これは、本当にまずいのではないか…と感じながらそれでも宿題とか出ているのかなと聞いてみると、
「宿題があるからあとでするよ」と返事がありました。
その声はイヤイヤな感じではなく「今日習ったことを見せてあげるよ!」感が出ていました。
正直すごくホッとしました。
次回のレッスンに向けて
先生からは、
・毎日ちょっとでもいいからギターに触れてほしい。
・正しい音が出せるように丁寧に弾いてほしい。
・エレキギターの本来の音を知ってほしいから急がないけれど、アンプを準備しておいてほしい。
と要望がありました。
毎日触れること、丁寧に弾くことに関しては私も一緒になってやっていきたいです。
むしろ子どもがレッスンで習ったことを私に教える(指導する)ことでフィードフォワードになり、私ももしかしたら弾けるようになるかもしれません。
まさに一石二鳥!
ただ、あまりにも頑張りすぎると手が小さいために変に力が入ってしまい手が痛くなる(腱鞘炎になる)可能性もあるためゆっくりやってほしいとのことでした。
アンプの購入も検討しなければいけません。
私も初めてアンプにつないで音を出したときにはびっくりしました。
でも、アンプにつなぐと音が大きくなって近所迷惑になるんじゃ…と思いましたが、ヘッドフォンが繋げるんですね。
そんなことも知らない親で大丈夫なのかと反省しました。
親の感想
初めてのレッスンに嫌がらずに行ってくれて安心しました。
子どもの方からやりたいと言い出したので当然と言えば当然かもしれませんが、まだ小学校2年生なのでいつ気持ちが変わるかわかりません。
まずは「楽しい」「もっと弾けるようになりたい」と思ってくれていればいいかなと思います。
そして、自分が言ったことは最後までやり遂げる。
仮にやり遂げることができなかったとしても、そのことを次に繋げられるようになれる。
そんな子どもに育ってくれると嬉しいと勝手に考えています。
ギターを始めたきっかけ
子どもに何か習いごとをさせたいと思ったことはありますか?親なら誰でも思いますよね。大きく分けると「親から勧める場合」と「子どもがやりたいという場合」があります。何をしたいかにもよります。運動系、文化系、学習系…習いごとは多岐にわたります。また、当然費用もかかります。今回は「子どもからギターやりたい」と言ってきたケースについて私がどのような対応をしてレッスン契約まで至ったのかお教えします。 習いごと人気NO.1は?色々なサイトにランキングが掲載されています。 「子ども 習いごと ランキング」... 子どもがギターを習いたいと言ってきたら?3つの検討事項と1つの不安 - 希望のブログ |
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