育児において悩みが「ない」と言う人はいないはずです。
そして、子どもの成長とともに悩みは変化していきます。
自分の子どもなので、子どもが成人してもずっと悩むんでしょうね。
親からみれば子どもはいくつになっても子どもですし、お節介を焼きたくもなります。
そこで今回は幼少期の「おねしょ」にフォーカスをあてます。
おねしょはしてほしくないけどしてしまうものです。
怒ったところで直るわけではないです。
そして一番困ることは平日におねしょされるとただでさえ忙しい朝が猛烈に忙しくなってしまうことです。
私も子どものおねしょにほとほと困っていました。
でも、夜中にトイレに連れて行くようになってからはなくなりました。
気合が必要ですが、本当にオススメです。
子育ての悩み!おねしょの原因
子どもは膀胱が小さい
物理的に膀胱が小さければおしっこを少ししか溜めておくことができず、すぐにいっぱいになってしまうため、あふれたおしっこがおねしょとなってしまいます。
子どもは尿意に気づきにくい
子どもの眠りは深いです。
多少のことでは起きないことはお父さんお母さんであればご存知の通りでしょう。
眠りが深い状態は副交感神経というリラックスする神経が働いています。
そして、おしっこをするときにも副交感神経が働きます。
なぜか?
おしっこが漏れ出さないように栓(せん)の役割をしている尿道括約筋という筋肉がありますが、この筋肉は副交感神経の命令によって緩むことで栓を外しておしっこを出す役割をしています。
ですので、寝ている時にはおしっこが出やすい状況になっています。
そして、大人であれば尿意に気づけますが、子どもは眠りが深くて尿意に気づくことができません。
子育ての悩み!おねしょをゼロにした方法
結論から言えば、
「自分が寝るタイミングでトイレに連れて行く」ことです。
これだけで、劇的になくなります。
おねしょの原因は膀胱に許容量以上のおしっこが溜まって無意識に尿道括約筋というおしっこが出ないように止めておく筋肉が緩んでしまうことで起こります。
つまりは、膀胱がいっぱいになる前に膀胱を空にすることでおねしょをすることがなくなります。
もちろん、心的ストレス等が原因で起こることも考えられますので、そのような場合の対処については本ブログでは記載しておりません。
では、何時頃トイレに行かせてることでゼロにできているのか。
私の1日のタイムスケジュールです。
だいたい0時あたりを目標に布団に入ります。
トイレに行かせる時間は0時頃になります。
子どもの寝かしつけは21時くらいですので、寝る前にトイレに行かせてから約3時間後くらいに行かせることになります。
つまり、寝る前にトイレに行かせてから3時間後(午前0時)にトイレに行かせて6時間後(午前6時)に起床してトイレに行かせています。
これでおねしょはなくなりました。
でも…という声が聞こえてきます。
そうです。
0時まで起きていない。
子どもと一緒に寝たら朝まで起きない。
という方もいらっしゃると思います。
後述する「3)子育ての悩み!おねしょをゼロにするための注意点」にも別の方法を記載していますが、あまりオススメはできません。
夜中にトイレに行かせる以外の方法で成功したことがほとんどないためです。
ですが、何もしないよりは効果はありますので参考にしてください。
子育ての悩み!おねしょをゼロにするための注意点
就寝前の水分摂取
お風呂から上がると水分摂取をさせます。
寝る前に水分をたくさん摂取すると当然、おねしょのリスクは高まります。
でも、我慢させるわけにはいきません。
就寝中も体の水分はなくなっていきます。
特に子どもは汗をかきやすいので脱水にも注意が必要です。
大人でも喉が乾けば我慢せずに水分摂取しますよね?
おねしょが心配だからと言う理由で水分を減らすことは避けるべきです。
お年寄りにこの傾向はみられます。
夜間の尿もれが心配であったり、夜間にトイレに行って転倒したくないという理由で水分摂取を控えることで脱水症が発症しやすくなります。
特に夏場は危険です。
紙パンツやパットの使用
紙パンツやパットを使用することも有効な手段です。
ただ、子どもの成長とともに市販の紙パンツが小さくなっていきますので、いずれは履けなくなります。
また、紙パンツやパットにかかる費用もばかになりません。
さらに、紙パンツやパットはきちんとあてていないと横から漏れることもあります。
防水シーツの使用
敷布団にかける防水シーツがあります。
これは、水分を遮断してくれますので、布団を汚染から守ってくれます。
ただ、当然ですがパジャマやパンツは濡れます。
また、子どもの寝相は素晴らしいものがあります。
防水シーツの上で必ず寝ている保証はありません。
まとめ
子どものおねしょをなくすためには夜中にトイレに行かせる方法が一番有効です。
深い眠りについている子ども起こして抱っこしてトイレに行かせることはかなりの重労働ですが、おねしょをして朝から布団を洗濯したりすることを考えるとトイレに行かせる選択を私はとっています。
せっかく寝ているのに起こすのがかわいそうという意見もあろうかと思います。
ただ、一番は子どもに苦痛を与えたくないという思いがあるからです。
おねしょをすると早朝の寒いときに冷んやりした風呂場で裸にしてシャワーをかけて体を洗わなければなりません。
その時の子どもの寒さに震える姿を見ているといたたまれなくなります。
そうならないためにも、おねしょをゼロにしてお互い気持ちの良い朝を迎えましょう。
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