幼い子どもの散髪ってとっても大変じゃないですか?
髪を切りに美容院に行くにも大変。
家で切るにも大変。
私も相当苦労しました。
でも、切っているときのストレスを減らしてあげることと、切った後に少しの楽しみが待っていると子どもは喜んで散髪に応じてくれます。
その仕掛けをお教えします。
子どもが散髪を嫌がる理由
子どもはなぜ散髪を嫌がるのでしょうか。
・髪が長くなってむさ苦しい。
・伸びすぎて恥ずかしい。
・イメチェンしたい。
・毛先が痛んできた。
大人であれば髪の毛を切る動機はたくさんあります。
そしてその動機は自分で生み出しています。
子どもが髪の毛を切りたいとはなかなか言いません。
私も子どもの頃は親が「そろそろ髪の毛を切りない」と言わない限りは切っていませんでした。
自分で切りたい動機がない上に親から命令されても切りたいと思わないですよね。
子ども「なんで切らないといけないの?」
親「髪が伸びたから切らないとね!」
親「切った方が可愛い(かっこいい)よ!」
親「寝癖がつくようになったから切らないと格好悪いよ!」
親「いいから切りない!」
子どもの立場に立ってみると理由になっていません。
親は髪を切ってほしいと思っていても子どもは切りたくないと思っています。
真逆の意見なので合致することはないですよね。
しかも理由が全て親目線となると子どもも納得できません。
そして最後には「いいから切りない」と親の決まり文句的な言葉で強制手段にでます。
子どもは怒られなくないから渋々従う。
髪を切っている最中はずっと泣いている。
髪を切り終われば機嫌もすぐに直りますが、せっかくなら子どもが「髪切りたい」と言ってくれるような誘い方…仕掛けができると良くないですか?
子どもが喜ぶ散髪の方法
体に髪の毛をつけない工夫
自宅で髪の毛を切るときには裸にして風呂場でしています。
切り終わったらすぐにお風呂に入って洗い流すためです。
服を着せたまま髪を切ると服に付いてしまって洗濯が大変になることを避けるためでもあります。
子どもは体に髪の毛がつくことをものすごく嫌います。
手にちょっと付いただけでも大騒ぎです。
どうにかならないものかと試行錯誤した結果、新聞紙を使ってやる方法にたどり着きました。
まずは髪を切っているときのストレスを減らす方法です。
新聞紙とセロハンテープがあれば十分です。
①新聞紙を二つ折りにします。
今回は新聞紙ではなくコピー用紙を使っています。
②次に頭を通す穴を開けます。
大きくしすぎると側も広がってしまうので、頭が通らない程度の大きさで構いません。
通すときに少し破れるくらいの大きさがベストです。
また、ハサミを使ってきれいにくり抜いてもいいですが、面倒なので手で破くほうが楽です。
③頭からズボッと通します。
※胡蝶さんにご協力いただきました笑。
④広がりすぎた穴を補強します。
頭がギリギリ通らない程度の穴を開けているので、どうしても破けてしまいます。
このままだと広がった穴から髪の毛が入って子どもが嫌がるので穴を塞いでいきます。
補強にはセロハンテープを使っています。首元がある程度塞がるようにします。
⑤切った髪が足に付かないように折り曲げます。
こうすることで髪の毛がある程度溜まってくれるので足に付くことが少なくなります。また、髪の毛が溜まっていくことに注意が向くので一石二鳥です笑。
当然、床には新聞紙を敷いて髪の毛を捨てやすくしています。
子どもは椅子に座らせて三角座りをさせておくと体がコンパクトになって髪の毛が体に付くことを減らせます。
バスボール
バスボールはご存知ですよね?
湯船に浸けて中からおもちゃが出てくる入浴剤です。
子どもは新しいものやお風呂の中で遊べるものが大好きです。
バスボールのメリットは、
・湯船につけるとシュワシュワして形が変わるところに楽しさを感じる。
・中からおもちゃが出てくるのでパッケージを見ながら何が出てくるかワクワクできる。
・その日以降もお風呂に入ったときに出てきたおもちゃで遊べる。
・お店でバスボールを自分で選べるので、次の散髪が待ち遠しくなる。
といったことがあります。
高価なものもありますが、私は100均のバスボールにしています。
もちろんキャラクター物の方がさらに喜ぶと思いますが、若干高いのと子どもはバスボールの中から新たなおもちゃが出てくればそれだけで喜んでくれるため、安いもので十分です。
まとめ
子どもが進んで「髪の毛を切りたい」とはなかなか言いません。
言わないのであれば言いたくなるような仕掛けが必要です。
その一つがバスボールです。
シュワシュワして形が変わっていったり、中から新しいおもちゃが出てきたりするとそれが楽しみになります。
ただ、バスボールは髪の毛を切り終わった後の楽しみでしかありません。
髪の毛を切られるストレス、その間じっとしておかなければいけないストレスはバスボールでは取り除けません。
そのために、少しでも嫌な要因を減らしてあげることが大事です。
髪の毛が体に付いてしまうことを極端に嫌うので、付かないように新聞紙をうまく使っていきましょう。
髪を切ることは親も子どもも大変ですが、家で楽しく切ることができれば散髪代が浮きます笑。
浮いたお金でおもちゃを買ってあげたり美味しいものを食べたりしましょう。
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