家庭用脱毛器での脱毛は、クリニックでのレーダー脱毛や脱毛サロンでの脱毛に比べ効果が劣ります。
家庭用脱毛器での脱毛は効果が劣るだけではなく、クリニックやサロンでの脱毛と比較して不満な点も複数あります。
家庭用脱毛器での脱毛を選択した私が1年間使ってみてわかった脱毛器の不満な点を教えます。
1年使用した家庭用脱毛器の不満な点
センサーがなかなか反応しない
前提として機種によります。
私が使用しているシルクエキスパートは照射口の両サイドにセンサーがあり、そのセンサー部分が皮膚に接触している状態で照射が可能になります。
太ももなどの表面積が広い部位だと問題なく照射できますが、指などの表面積が狭い部分や膝など凸凹した部分ではセンサーが反応せずなかなか照射ができません。
ただ、慣れてくればコツが掴めてきます。
永久脱毛にはほど遠い
家庭用脱毛器を約1年使っていますが、ムダ毛は生えてきます。
毛周期から考えれば当然ですが、ときどき心が折れそうになったり、効果を疑いたくなります。
永久脱毛を本当に望むなら医療クリニックでのレーダー脱毛です。
ただし、効果は劣りますが家庭用脱毛器でも確実に効果はあります。
脱毛器のメンテナンスが手間
肌に当たる照射口にはどうしても皮膚や角質、毛の汚れが付着します。
簡単に汚れが落ちればいいのですがどうしても残ります。
汚れたままにしていると照射力が落ちて効果も得られにくくなります。
また故障の原因にもなりかねません。
脱毛器の値段が高い
安いものもありますが、相場は数万円から10万円が近い機種もあります。
脱毛に興味があっても速決できる金額ではないです。
「安い=悪い、高い=良い」ではないでしょうが、値段によって細かな調整ができたりアタッチメントが豊富だったり使用できる部位が広がったりします。
私は約5万円の機種を使っていますが、費用対効果から考えると満足しています。
1回の脱毛に時間がかかる
部位にもよりますが、平均すれば15分から30分はかかります。
しかも全て自分でしないといけません。
もちろんクリニックやサロンでも同程度の時間はかかります。
行き帰りの時間も加味すれば家庭用脱毛器での脱毛の方が時間はかかりません。
自宅にいながら思い立ったらすぐに脱毛ができるので。
剃毛してからの脱毛が手間
ムダ毛が生えたままでの脱毛器の使用は推奨されていません。
剃毛しないと効果が得られにくく、毛が焼けるだけで肌のトラブルにもつながります。
だから、脱毛器使用前には必ずムダ毛処理が必要ですが剃毛は手間です。
ただ、クリニックやサロンで脱毛する場合でも剃毛してから行かないといけないので、その点は一緒です。
照射しにくい部位がある
センサーが反応しにくい部位は説明しましたが、太ももの裏や腕の裏など見えにくい部位や手を回さないといけない部位は照射しにくいです。
誰かにやってもらえば簡単ですが、基本は自分でやるため苦労します。
その点、クリニックやサロンでは自分でする必要はないので的確に確実に照射できます。
機種によっては全身に使えない
「男性については」と前置きがある場合が多いですが、頬や髭、顔には使用できない機種があります。
私が使用しているブラウンシルクエキスパートPro5は使用できないと記載があります。
理由は「ムラになるから」とのことです。
ただ、皮膚に悪影響があるとの記載はないです。
最近は使用できる機種も出てきているので、これから購入される場合やどの部位の脱毛をしたいかで選ぶことをオススメします。
基本的には「全身に使える=高機能=高い」ですので予算と使用部位を明確にして購入しましょう。
ここまでご覧になった感想はいかがですか。
「家庭用脱毛器での脱毛はダメだな」
「クリニックやサロンで脱毛しようかな」
「脱毛じゃなくて抑毛か除毛にしようかな」
「脱毛自体諦めようかな」
こんな感想を持たれたことでしょう。
いや、至極真っ当な気持ちです。
共感します。
でも、あなたの脱毛に対する意欲はこの程度でなくなるんですか。
脱毛してムダ毛がなくなった身体に憧れたんじゃないですか。
長年のムダ毛に悩まされ、ムダ毛がコンプレックスじゃなかったんですか。
散々家庭用脱毛器での脱毛がクリニックでのレーダー脱毛や脱毛サロンでの脱毛より効果が劣る話をしてきました。
でも、私がオススメするムダ毛処理の方法は、やはり家庭用脱毛器による脱毛です。
「今までの話はなんだったんだ」と聞こえてきそうですが、やはり総合的にみても家庭用脱毛器での脱毛をオススメします。
その理由をお話しますね。
ムダ毛処理に脱毛器をすすめる理由
ムダ毛処理の方法には脱毛、抑毛、除毛があります。
- 生えにくさであれば、脱毛>抑毛>除毛
- 安さ(値段)を求めるなら、除毛>抑毛>脱毛
- すぐにムダ毛をなくしたいなら、除毛>抑毛>脱毛
あなたならどの方法を選びますか。
脱毛が優れていて除毛が劣るわけではありません。
要は、あなたがどんなムダ毛処理をしたいかです。
とにかく今あるムダ毛を早く、安く、簡単に無くしたいなら除毛です。
剃ってしまえばなくなります。
少しの手間とお金と時間はかかるけど、剃るだけは嫌というあなたには抑毛です。
抑毛ジェルを塗ってから剃ると少しずつ毛が細くなっていきます。
手間もお金も時間も惜しまないからとにかくムダ毛をなくしたいというあなたには脱毛です。
ムダ毛処理に脱毛を選んだら、
- 医療クリニックでのレーザー脱毛
- 脱毛サロンでの脱毛
- 家庭用脱毛器での脱毛
どの方法を選ぶかになります。
費用がかかっても、永久脱毛に近づけたい、永久脱毛したいなら医療クリニックでのレーザー脱毛
手間は惜しまないけど、費用はなるべく抑えてムダ毛を処理したいなら家庭用脱毛器
そして、医療クリニックと家庭用脱毛器での脱毛の中間が脱毛サロンでの脱毛
簡単にまとめると、このようになります。
繰り返しになりますが、私のオススメは家庭用脱毛器での脱毛です。
費用を抑えて、好きな時間に自宅で脱毛ができる点が最大のメリットです。
もちろん効果もあります。
家庭用脱毛器の使用例
シルクエキスパートの取扱説明書にお手入れの目安が書かれています。
お手入れを始めたばかりの頃 | 1週間に1度(4〜12週間) |
毛が目立たなくなってきた場合 | 必要に応じて(例:1〜2ヶ月に1度等) |
私の場合ですが、
1番コンプレックスだった脚(太もも~下腿)を週に1~2回のペースで始めました。
5ヶ月程度経過してからは、他の部位も始めたため、全身を4箇所のグループに分けて1ヶ月で全身の脱毛ができるようにスケジュールを立てました。
週に1回どこかの部位を脱毛するイメージです。
まとめ
家庭用脱毛器を1年使って感じた不満な点をご紹介しました。
- センサーがなかなか反応しない
- 永久脱毛にはほど遠い
- 脱毛器のメンテナンスが手間
- 脱毛器の値段が高い
- 1回の脱毛に時間がかかる
- 剃毛してからの脱毛が手間
- 照射しにくい部位がある
- 機種によっては全身に使えない
- 完璧なものなんてありません。
家庭用脱毛器よりクリニックやサロンでの脱毛を選択したとしてもきっと不満は出てきます。
- 予約がなかなか取れない
- 好きな時間に行けない
- 通いが手間
- 費用が高い
- 費用が高い割に期待した効果が出ない
挙げたらきりがないです。
私が家庭用脱毛器を1年使って出したムダ毛処理をするための結論は、家庭用脱毛器での脱毛です。
ムダ毛処理の方法は、脱毛か抑毛か除毛です。
根本からムダ毛をなくしたいなら脱毛を選択しましょう。
脱毛の手段は医療クリニックか脱毛サロンか家庭用脱毛器です。
費用と脱毛効果と脱毛にかかる期間を総合的に判断して費用対効果からみれば家庭用脱毛器での脱毛を強くオススメします。
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Q&A方式になっているので、読みやすいですよ。
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