子育ての悩み!収入と支出の統計を知って家計を見直すデータ集

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皆さんは毎月の収入(給与)に対して支出はどの程度ですか?

家計の管理はできていますか?

家計簿をつけてきちんと管理している、余れば貯金に回すくらいでなんとなく管理している、毎月のやりくりで精一杯など色々な事情があると思います。

そして、子どもにはおもちゃの一つでも買ってあげたいですし、習いごともさせてやりたい。かわいい服だって。

自分にだってたまにはご褒美が欲しい。

でも、感情のままに使っていたら今はいいかもしれませんが、あとあと大変なことになります。

きちんと管理したいけど、そもそも貯金額は毎月どのくらいがいいのか。収入と支出の割合は?

国が行っている「家計調査結果」の統計データと比較することが一つの判断基準にはなります。

「家計調査結果」をもとに自分の家計を見直しませんか?

 

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総務省統計局による家計調査とは

家計調査とは、

統計法に基づく基幹統計「家計統計」を作成するための統計調査であり,国民生活における家計収支の実態を把握し,国の経済政策・社会政策の立案のための基礎資料を提供することを目的とするものです。

出典(「家計調査結果」(総務省統計局)調査の概要)

 

調査対象は、全国の約9,000世帯になり、なんと毎月行われています。

様々なデータが集計されていますので、ぜひ一度ご覧ください。

家計調査結果(総務省統計局)調査の概要

 

家計収支の状況(二人以上の世帯)

◯食     料:80,461円

◯住     居:17,103円

◯光 熱・水 道:21,951円

◯家具・家事用品:11,717円

◯被服および履物:11,306円

◯保 健 医 療:14,010円

◯交 通・通 信:43,814円

◯教     育:11,495円

◯教 養 娯 楽:30,679円

◯そ  の  他:50,843円

 

2019年度の調査結果です。

金額で見るとわかりやすいですね。

 

でも、世帯人数や給与がどの程度なのかによって金額は大きく変わってきます。もちろん統計ですので、平均値にはなっています。

だからと言って、自分の家庭の金額と比較するとはできません。

比較するには給与に対する比率(%)で示してあるとわかりやすいですよね。

下の図は%で示してありますので、こちらの方が参考になると思います。

 

出典(「家計調査結果」(総務省統計局)調査の概要)

 

若干見にくいので、以下に羅列します。

◯食     料:23.9%

◯住     居:6.0%

◯光 熱・水 道:6.7%

◯家具・家事用品:3.7%

◯被服および履物:4.0%

◯保 健 医 療:3.9%

◯交 通・通 信:17.0%

◯教     育:5.7%

◯教 養 娯 楽:9.9%

◯そ  の  他:19.2%

 

自分の家庭と比べてみていかがですか?

家計簿をつけていらっしゃる方であれば収入に対してそれぞれの項目がどのくらいの比率になっているか%で算出してみると簡単に比較ができます。

 

我が家の家計管理

さすがに自分の収入を公開することは…やめておきます笑。

夫婦共働きの一般的な収入です。

二人とも正職員ですので、賞与は年2回あります。

これで終わっていたのでは面白くないですので、ここでは我が家の管理方法をご紹介します。

 

結婚してよく話題になることとして、財布をどうするか問題があります。

①夫婦の財布を一緒にする

②別々にする

 

次に誰が管理するか問題もあります。

①妻の管理

②夫の管理

 

ここに関しては圧倒的に妻の管理になることが多いのではないでしょうか。

私の周りも財布が一緒になるとお小遣い制になって、妻の管理になる友人が多数います。

いつもお小遣いの労使交渉をしている話を聞きます。

 

松井証券株式会社調べによると、

「あなたの家庭は、誰が家計を管理していますか」と尋ねたところ、

妻が家計を管理している割合は45.0%

夫が家計を管理している割合は24.8%

別々に家計を管理している割合は16.4%

共同で家計を管理している割合は13.9%

 

妻が家計を管理している家庭が最も多い結果となりました。

 

さらに、妻が家計管理をしている夫に「妻がお財布を管理していることに満足していますか」と尋ねたところ、

とても満足している人は31.2%

やや満足している人は43.5%

あまり満足していない人は15.2%

全く満足していない人が10.1%

 

家計管理に対して7割以上が満足していることがわかりました。

松井証券株式会社調べ

 

それでは我が家の家計はというと…夫婦別々に管理しています。

そして、妻にはクレジットカードを渡しており、引き落とし口座は当然私のものになります。

つまり、毎月必要なものほぼ全てが私の財布から出ていきます。

妻が個人的に買う物(化粧品や妻の衣類、妻のガソリン代など)と保育園利用料が妻の財布から出ていきます。

娯楽費等に充てるお小遣いの額は決まっていません。

とは言っても、毎月そんなに使っていません。

 

毎日コーヒーを買うこともありませんし、昼食はプロテインバー1本にしているので150円未満です。

毎月の貯金額も決めていません。

余ったお金が貯金に回るようになっています。

ただ、本当は毎月の貯金額を決めて貯蓄していく方がお金は貯まります。

 

一つだけ決めていることは、たまにお互いの通帳にいくら入っているかを報告し合っておおよその貯金額を把握するようにしています。

でも、通帳にある程度入っていると額が少なくてもお金があるように感じてしまって使ってしまうこともあります。

ですので、学資保険や個人年金、積み立てなども毎月行い、十数年後の子どもの大学生活に備えたり、自分達の老後に備えたりもしています。

 

まとめ

総務省の家計調査から統計と自分の家庭の状況を比較してみてはいかがでしょうという投げかけをさせてもらいました。

金額での比較は収入によって大きく違ってくるためあまり比較対象にはなりませんが、割合でみると比較しやすいと思います。

また、家計の管理方法については妻が管理する場合が45.0%と一番高く、妻が管理していることにとても満足、やや満足と答えた人は74.7%となっていました。

データから見ていくと色々とわかると思います。

自分の周りの状況だけで判断せずに、統計や調査結果と比較しながら自分の家庭にあったお金の使い方や管理方法を行っていきましょう。

 

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